tekaryuの日記

ちっぽけな私の人生。持病パニック障害、更年期障害、糖尿病、高血圧症、全身神経痛疼痛の日々の出来事。旦那の下咽頭癌について書きたと思ってます

昔のお話③

彼のアルバイトも残すとこ数日

仕事を終え戻ってきたー
彼におかえり♥とお迎えに、
だけど、彼は何も言わずベットに倒れ込んだ。

お昼あたりから具合が悪くて、車の中で休んでたと。
半日以上もしんどい中車で過ごし、
寒かったやろね、
時期は3月

その晩に近くの病院へ熱が39度ちかくあった。
抗生物質と、解熱剤をもらって帰った。
でも、一晩中お腹下り、もどす、1度も眠れなかった。

翌朝一番でお姉さんの車で、市内の大学病院へ
即入院、
病名は、急性肺炎
2、3日で、元気になるよって、

安心したら、眠たくなった
けど、家に帰ることはできなかった。
わたしはお姉さんの車で来てたから、所持金もないから帰れない。

ベットに頭を乗せ
わたしは彼の手をにぎって少し眠った。
彼は点滴しながら

苦しそうに寝てるだけ、

話すらできない、

そして次の日

昨日より酷くなっている。

唇や爪は紫色顔色もどす黒くなっている。触っても冷たい

不安がよぎる。。。

看護学校へ行っていったとは言え、なんの知識もなく

彼は苦しそうに咳を何度もした

その手のひらに真っ黒な血が、、

慌ててタオルで拭った。

やっぱり黒い、血ではないんかな?って思うぐらい黒い。

怖かった。

無かったことにしたかった。

段々わたしの心にもしかしたら、、が頭をよぎった。
いや、そんなこと絶対ない、
2、3日で帰れるっていってたもん。

絶対一緒に帰ろうねって彼に話した。

彼は意識もうろの中ニコッて、笑ってくれた。


それが最後だった。

その日の夜中に彼は天国へいきました。
今もわたしの中に彼は24歳のまま生きてます。
わたしは18歳でした。

半年という短い結婚生活でした。

16年後に50回忌です。
わたしは彼の3倍生きれるかな?

天国でなにしてるんかな~。
会いたいよ、
ゆき、、

終わり